一般財団法人環境イノベーション情報機構
「いきいき下水道賞」、17年度は東京都のバイオマス発電事業など10事例表彰
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2005.08.31 【情報源】国土交通省/2005.08.31 発表
国土交通省は平成17年9月7日に実施する「いきいき下水道フェスティバル」の中で表彰を行う「いきいき下水道賞」の17年度受賞団体を発表した。同省では毎年9月10日の「下水道の日」を中心とする約1週間、下水道に関連したイベントや広報活動を全国各地で展開しており、「いきいき下水道賞」の授与もその活動の一環として実施されているもの。
「いきいき下水道賞」の受賞対象は、(1)下水道の整備により水質改善や良好な水環境が回復した事例を表彰する「水環境回復創出部門」、(2)汚泥や下水熱の有効利用事例を表彰する「下水道有効利用部門」、(3)下水道普及率や水洗化率の向上に貢献した事例を表彰する「下水道普及啓発活動部門」の3部門。
17年度の受賞団体としては「水環境回復創出部門」で3事例(3団体)、「下水道有効利用部門」で5事例(7団体)、「下水道普及啓発活動部門」で2事例(3団体)が選ばれた。
受賞した活動のうち「下水道有効利用部門」では、東京都による、グリーン電力証書システムを活用した二酸化炭素排出量削減効果(バイオマス発電)の売却・収入増事例、静岡県掛川市、日本下水道事業団東海総合事務所による、風力発電システム導入による省エネ・環境負荷低減事例−−などが含まれている。【国土交通省】