森林整備について教育関係者との意見交換会を開催

　林野庁は平成１７年８月２２日、同庁内で「森林整備に関する教育関係者との意見交換会」を開催した。
　この意見交換会に出席したのは、埼玉県教育委員会の上條さなえさん、山梨県甲府市立北中学校の小林富一郎さん、（社）全国子ども会連合会の白鳥省吾さん、未来教育デザイナーの鈴木敏恵さん、全国連合小学校長会の松本多加志さん、（株）日本文教出版の柳原和弘さん－－の６名。
　これからの森林環境教育の方向性、木材利用の推進策、温暖化防止対策の観点からの森林対策－－などが話題となり、このうち森林環境教育の方向性については、「子どもが森林にふれあう機会を増やすべきだ。植栽や伐採体験ができなくても、現場で林業関係者が働いている姿を見せるだけでも効果がある」、「森林についての知識の習得だけではなく、森林での活動を通じて、課題や目標を明確にしていく森林プロジェクト学習が重要」などの意見が出た。【林野庁】