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環境ニュース[国内]

都が実証試験対象のVOC処理技術を募集 環境技術実証モデル事業

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2005.08.25 【情報源】環境省/2005.08.25 発表

 17年度の「環境技術実証モデル事業」のうち、VOC処理技術分野(ジクロロメタン等有機塩素系脱脂剤処理技術)の実証試験実施機関となっている東京都は、都環境科学研究所中防庁舎分室(東京都江東区青海)で実証試験ができる技術の募集を平成17年9月26日(必着)まで実施する。
 環境技術実証モデル事業はエンドユーザーが安心して技術採用を行えるよう、メーカー側ではなく第3者が試行的に環境技術の効果について実証評価を行う事業。
 今回の評価対象となるVOC処理技術とは、(1)鍍金・金属加工業で金属類を脱脂、洗浄する際に利用する有機塩素系脱脂剤による排ガスを適切に処理する後付け可能な技術(装置)で、(2)低コスト・コンパクト、(3)メンテナンスが容易、(4)商業的に利用可能、(5)中小鍍金事業者向け−−などの条件を満たした技術。
 評価は17年5月の環境技術実証モデル事業検討会VOC処理技術ワーキンググループ会合での議論をもとにまとめられた「VOC処理技術実証試験要領(第2版)」に基づいて行われる予定。
 実施試験を希望する申請者は、所定の形式にのっとった申請書20部(正本1部、写し19部)を募集要項にもとづき、東京都環境局環境改善部有害化学物質対策課企画係(〒163−8001東京都新宿区西新宿2−8−1)まで提出することが必要。【環境省】

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