一般財団法人環境イノベーション情報機構
魚介類によるメチル水銀摂取「妊婦向け注意事項」見直し案について意見交換会開催へ
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2005.08.15 【情報源】農林水産省/2005.08.12 発表
厚生労働省と農林水産省は、魚介類を通じてのメチル水銀摂取に関する「妊婦向け注意事項」についての意見交換会を東京と大阪で開催することにした。今回の意見交換会は17年8月12日開催の厚生労働省薬事・食品衛生審議会の乳肉水産食品部会で、「妊婦向け注意事項」の見直し案がまとめられたことを受けて開催されるもの。
見直し案は、胎児のメチル水銀耐容週間摂取量を週、体重1キログラムあたり2.0マイクログラムと結論した内閣府食品安全委員会の食品健康影響評価を踏まえて、バンドウイルカ、コビレゴンドウ、キンメダイ、メカジキ、クロマグロなど水銀含有量が比較的高い魚介類の摂取頻度などを改めてアドバイスしたものだった。
なお、東京会場は東京港区の三田共用会議所講堂で、開催日時は17年8月25日13時30分から16時30分、大阪会場は大阪市北区のトーコーシティホテル梅田で、開催日時は17年8月24日13時から16時。両会場とも「妊婦向け注意事項」見直しに関しての概要説明、パネルディスカッション、会場参加者との意見交換を実施する。
参加希望者は17年8月19日までに、氏名、住所、電話番号、FAX番号、(差し支えなければ)勤務先、所属団体を記載の上、FAXか郵送で申し込む必要がある。
申込先は厚生労働省医薬食品局食品安全部(住所:〒100−8916東京都千代田区霞が関1−2−2、FAX番号:東京会場(企画情報課)03−3503−7965、大阪会場(基準審査課)03−3501−4868。【厚生労働省,農林水産省】