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環境ニュース[国内]

要注意外来生物リストを公表

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2005.08.12 【情報源】環境省/2005.08.12 発表

 環境省は平成17年8月12日、「要注意外来生物リスト」を公表した。
 リストに掲載した要注意外来生物は、現時点では外来生物法の規制対象となっておらず、飼養などができるが、生態系や人の生命に対する被害が指摘され、取扱いに注意が必要な種。
 外来生物法の規制対象種を検討している専門家会合がとりまとめを行い、哺乳類3種類、鳥類6種類、爬虫類9種類、両生類2種類、魚類21種類、昆虫類7種類、その他の無脊椎動物16種類及び植物84種類の計148種類(注1)が掲載されている。
 なお環境省によると、掲載種は(1)被害について一定の知見があり、今後規制対象にすることを検討する外来生物(16種類)、(2)被害についての知見が不足しており、情報集積に努める必要がある外来生物(116種類)、(3)外来生物法の規制対象とはならないが注意喚起が必要な外来生物(4種類)、(4)環境省、農林水産省、国土交通省が外来生物法とは別に、生態系への被害構造や代替植物について検討をすすめるとしている緑化に使用される植物(12種類)−−の4種に分類できるという。
 リストには被害のタイプやリストに掲載した理由、取扱いで注意すべき内容も記載されている。

(注1)生物分類には、界、門、綱、目、科、属、種の7段階の分類階級が設定されているが、リスト掲載はすべて種単位ではなく、種群単位、属単位などの指定も含まれている。【環境省】

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