一般財団法人環境イノベーション情報機構
16年度国交省政策評価レポートを公表
【環境行政 行政資料】 【掲載日】2005.08.03 【情報源】国土交通省/2005.08.02 発表
国土交通省は「平成16年度国土交通省政策評価レポート」を17年8月2日に公表した。この報告書は国土交通省の政策評価の目的、制度、取組状況とその課題をまとめた第1部と、実施ずみ業績測定(チェックアップ)、社会資本整備重点事業の政策評価−−の16年度分の結果を示した第2部から構成されている。
このうち実施ずみの業績を測定する際には、27の政策目標とこれらの目標に沿った117の業績指標について各指標の具体的目標値に照らし評価書をまとめている。
環境に関連する政策目標としては、「住環境、都市生活の質の向上」、「アメニティ豊かな生活環境の形成」、「良質で安全な水の安定した利用確保」、「地球環境保全」、「生活環境改善」、「自然環境の保全・再生・創出」、「良好な水環境への改善」、「循環型社会の形成」などが設定されており、その下に「建築物の省エネルギー化率」、「失われた湿地・干潟再生」など業績指標が設定され、それぞれの指標に基づいた評価結果が示されている。
このうちたとえば「建築物の省エネルギー化率」については、「12年度の34.0%を17年度には75%に引き上げる」という目標に対し、省エネ法の規定や官庁施設のグリーン化推進策により、16年度までに判明した実績で約70%の省エネ化率を達成したことが報告されている。【国土交通省】