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環境ニュース[国内]

国会周辺道路の環境舗装事業で散水開始へ ヒートアイランド対策試験事業

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2005.07.29 【情報源】国土交通省/2005.07.29 発表

 国土交通省と東京都が試験的に進めている、国会議事堂周辺道路でのヒートアイランド対策事業で、対策工事が完了し、平成17年7月29日12時から風力発電太陽光発電を利用した散水が開始されることになった。
 この事業は、国会議事堂と議員会館の間にある特例都道257号線・約350メートルにわたって、路面温度を下げる保水性舗装を施すとともに、風力エネルギー、太陽光エネルギーを活用する散水装置を設置するもの。保水性舗装は東京都が、散水装置の設置、散水装置を動かす風力発電設備、太陽光発電設備の設置は国土交通省が担当した。
 散水の水源としては地域の湧水を利用することになっており、散水された保水性舗装道路の路面温度は、一般的な道路より約10℃程度低下することが期待されている。夏の散水期間は9月25日まで。
 なお路面温度などの観測結果は、国土交通省関東地方整備局関東技術事務所のホームページで今後公表される予定。 【国土交通省】

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