陸・淡水産貝類のレッドデータブック改訂版まとまる

　絶滅のおそれがある日本の野生生物種の生息情報などをまとめた「レッドデータブック」の陸・淡水産貝類編の改訂版の内容が平成１７年７月２５日までにまとまった。
　このレッドデータブックは平成３年に出版されたレッドデータブックのうち、陸・淡水産貝類動物群の改訂版。１２年に環境省が公表した絶滅のおそれがある野生生物の種のリスト（レッドリスト）に基づき、種ごとの生物学的特性のほか、分布域、生息状況、生存を脅かしている原因－－などの情報を最新のものに改めた。
　記載件数は絶滅種が２５、絶滅のおそれがある種・亜種が２５１（絶滅危惧１類８６、絶滅危惧２類１６５）で、これに準絶滅危惧種や情報不足だった種を加えた全掲載種数は５５６にのぼる。
　なお、入手希望者は(財)自然環境研究センターから定価３，９９０円（税込）で直接購入できる。【環境省】