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環境ニュース[国内]

建築物のヒートアイランド緩和策の評価ツールが完成

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2005.07.20 【情報源】国土交通省/2005.07.19 発表

 国土交通省は平成17年7月19日、建築物のヒートアイランド緩和策の効果評価ツールとして開発していた、「ヒートアイランド現象緩和のための建築物総合環境性能評価システム(CASBEE−HI)」が完成したと発表した。
 「CASBEE−HI」は16年7月に同省が作成した「ヒートアイランド現象緩和のための建築設計ガイドライン」で提示した(1)敷地内の風の通り道を遮らないようにするための措置、(2)暑さが激しい夏期に日陰を形成するための措置、(3)地表面温度を下げるための措置、(4)建物自体の熱の蓄積や放散を抑制するような外装上の配慮、(5)建築設備からの排熱を低減するための措置−−の5項目の緩和策を評価するもの。
 この5項目に関するデータから、敷地内の歩行者空間の温熱環境を良好な状態に保つことと、敷地外への熱的負荷低減を一体的に評価する「BEEHI(ヒートアイランド現象緩和に関する環境効率)」という総合評価値を導きだし、その評価結果を5段階のランキングで表示している。【国土交通省】

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