一般財団法人環境イノベーション情報機構
千葉県が実証試験可能な非金属元素排水処理技術を募集
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2005.07.12 【情報源】環境省/2005.07.11 発表
17年度の「環境技術実証モデル事業」のうち非金属元素排水処理技術の実証試験実施機関である千葉県は、県内で実証試験ができる技術を平成17年7月25日まで募集する。環境技術実証モデル事業はエンドユーザーが安心して技術採用を行えるよう、メーカー側ではなく第3者が試行的に環境技術の効果について実証評価を行う事業。
評価対象となっている非金属元素排水処理技術とは、旅館の温泉排水、あるいはめっき・金属加工業のめっき廃液中に含まれるほう素含有排水を、イオン吸着、凝集沈殿などの方法により適切に処理する技術・装置のこと。
「実証試験要領」では温泉排水とめっき廃液では、排水量や排出パターン、ほう素濃度が異なることから、それぞれの排出源について目標水質を別々に設定。技術開発者は開発技術にあった目標水質を選択して実証試験結果に明記するとしている。
申請者は所定の形式にのっとった申請書20部(正本1部、写し19部)を千葉県環境研究センター廃棄物・化学物質部化学物質研究室(〒290−0046 千葉県市原市岩崎西1−8−8)まで郵送で提出することが必要。【環境省】