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環境ニュース[国内]

熱中症予防情報提供サイトを開設 17年7月11日から

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2005.07.11 【情報源】環境省/2005.07.08 発表

 ヒートアイランド現象地球温暖化の進展で、熱中症発症のリスクが高まっているとの指摘を踏まえ、環境省は平成17年7月11日から、熱中症予防情報を提供する特設サイトを開設した。
 熱中症は「気温が高い・湿度が高い・風が弱い」といった条件が揃った時に体内で生まれた熱と、汗や熱伝導による熱放出とのバランスが崩れて障害が生じた状態のこと。
 重症になると死亡に至る場合があり、日本では1968年から2003年までの36年間に、4,630人(男2,925人、女1,705人)が熱中症により死亡。最も多かった1994年には1年で589件の死亡者が発生した。
 今回開設された「熱中症予防情報」のページは、熱環境の程度を表す指標として、人体の熱収支に影響の大きい気温・湿度・輻射熱の要素を取り入れたWBGT(湿球黒球温度)の予測値を、3時間単位で当日と翌日の2日分、国立環境研究所のホームページから提供するもの。
 なお予測値は「31度以上=赤(危険度:運動は原則中止)」、「28〜31度=ピンク(危険度:厳重警戒)」、「25〜28度=黄色(危険度:警戒) 」、「21〜25度=黄緑(危険度:注意) 」、「21度まで=水色(危険度:ほぼ安全) 」に色分けされており、 感覚的に危険度が把握できるよう工夫されている。【環境省】

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