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環境ニュース[国内]

自然再生事業進捗状況公表 佐賀・樫原湿原と大阪・神於山で「実施計画」作成

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2005.07.05 【情報源】環境省/2005.07.05 発表

 自然再生推進法を所管する国土交通省、農林水産省、環境省の3省は平成17年7月5日、同日現在の自然再生事業進捗状況を公表した。
 今回の進捗状況の公表は、平成17年6月までに佐賀県による「樫原湿原地区自然再生事業実施計画」と大阪府・神於山保全くらぶによる「神於山地区生活環境保全林自然再生事業実施計画」が作成され、事業の主務大臣に提出されたことを受けたもの。
 自然再生推進法では、自然再生事業の実施者が地域住民、NPO、専門家、関係行政機関とともに「自然再生協議会」を組織し、協議会での協議結果に基づき「自然再生事業実施計画」を作成することを定めているが、実際に「自然再生事業実施計画」が作成され、主務大臣に提出されたのは、この2計画が施行後はじめて。
 公表内容によると、「樫原湿原地区自然再生事業実施計画」は佐賀県の樫原自然環境保全地域121ヘクタールの自然環境を昭和40年前半の状態に回復することをめざすもの。モニタリングにもとづき、段階的に再生を実施していくとしている。
 また「神於山地区生活環境保全林自然再生事業実施計画」は神於山北側斜面の岸和田市所有地を中心とした約37ヘクタールを対象に、人が山に入り管理できる里山の再生をめざし、竹林の侵入・拡大防止、荒廃状況に応じた森林整備を実施するもの。【国土交通省,農林水産省,環境省】

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