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環境ニュース[国内]

茨城県水海道市 新たに1養鶏場で鳥インフルエンザウイルス検出

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2005.07.04 【情報源】農林水産省/2005.07.01 発表

 平成17年6月26日に、茨城県水海道市の養鶏場・(有)アレバメントカントウで弱毒性の高病原性鳥インフルエンザの発生が確認された件に関連して、周辺の養鶏場・スギヤマファーム第5農場でも新たに、A型インフルエンザウイルスが検出されたことが17年7月1日までに判明した。
 スギヤマファーム第5農場は、アレバメントカントウの周辺にある養鶏場のうち、高病原性鳥インフルエンザへの抗体陽性が確認されていた5つの養鶏場の1つ。
 茨城県家畜保健衛生所の検査で6月30日に、A型インフルエンザウイルスの可能性が疑われるウイルスが分離され、独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構動物衛生研究所によるウイルスの同定検査の結果、翌7月1日に、アレバメントカントウで検出されたウイルスと同じ、H5N2亜型のA型インフルエンザウイルスであることが確認されたという。
 なお、抗体陽性が確認された5農場の飼養鶏は、家畜伝染病予防法に基づき殺処分される方針。茨城県では周辺の他の農場についてもウイルス分離検査を継続中。

(注)鳥インフルエンザウイルスはたんぱく質の違いからA・B・C型の3つに分類され、A型ウイルスはさらにウイルスの表面に存在する突起上のH(赤血球凝集素)とN(ノイラミニダーゼ)に対する抗体の型で分類されている。HではH1〜15の15型、NではN1〜9の9型が知られている。【農林水産省】

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