一般財団法人環境イノベーション情報機構
地産地消でCO2削減を 消灯呼びかけにあわせ05年もキャンペーン実施へ
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2005.06.17 【情報源】農林水産省/2005.06.16 発表
全国で一斉に電気を消すことを呼びかける「100万人のキャンドルナイト」が2005年6月18日から21日の夏至の日まで4日間実施されることにあわせ、「当日はろうそくを灯しながら、身近でとれた食材を食べよう!」と呼びかける「身近な食で地球を冷ませ!キャンペーン」が、04年に続き実施されることになった。「100万人のキャンドルナイト」は1年で一番夜が短い夏至の夜の午後8時から10時までの2時間、電気を消すことを呼びかける取組みで、NPOの大地を守る会などが呼びかけ人となり、03年から実施されている。
04年の取組みには推定約650万人が参加したほか、環境省が「キャンドルナイト」と連動して展開した、全国ライトアップ施設への消灯呼びかけキャンペーンにも6,069施設が協力。05年も環境省の「環のくらし CO2削減/ライトダウンキャンペーン」が「100万人のキャンドルナイト」と連携して実施される予定となっている。
一方「身近な食で地球を冷ませ!キャンペーン」は、「100万人のキャンドルナイト」の呼びかけ団体・大地を守る会が全国農業協同組合中央会などと一緒に実行委員会を結成して実施する取組みで、農林水産省が後援している。
多くの人が身近でとれた食材を食べるように心がけると、食材の輸送距離が短縮され、ひいては省エネ・CO2の削減につながり、地球温暖化対策に貢献することができる。【農林水産省】