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環境ニュース[国内]

VOC処理技術についての16年度実証評価報告書が完成

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2005.06.17 【情報源】環境省/2005.06.17 発表

 平成16年度に実施された、有機塩素系脱脂剤処理技術(VOC処理技術)についての環境技術実証モデル事業実証試験結果報告書が、実証評価機関である東京都により作成され、その内容を環境省が承認した。
 環境技術実証モデル事業はエンドユーザーが安心して技術採用を行えるよう、メーカー側ではなく第3者が試行的に環境技術の効果について実証評価を行う事業。
 有機塩素系脱脂剤処理技術分野で評価対象となる技術は、めっき・金属加工業などで使用されている脱脂洗浄装置からの排ガスを吸着、冷却凝縮、液体吸収などの方法で処理する、後付け可能な技術で、東京都が16年度に実証評価を実施したのは(1)(株)モリカワの「圧縮深冷凝縮方式溶剤ガス回収装置S−150WACW」と(2)システムエンジサービス(株)の「有機塩素系ガス回収装置」。
 結果報告書では(1)、(2)とも処理率が99.9%以上で適切な性能が確認できたとしている。【環境省】

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