民間団体への０５年度助成実施方針決定　日中民間緑化協力委員会第６回会合

【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2005.06.07 【情報源】農林水産省／2005.06.07 発表

　２００５年６月６日に、東京・霞ヶ関の外務省内で、日中民間緑化協力委員会・第６回会合が開催された。
　日中民間緑化協力委員会は、１９９９年７月に中国を訪問した当時の小渕首相が中国での植林緑化協力を行う日本のＮＧＯ、地方自治体、企業を支援する目的で設立を提案し、同年１１月に日中両国政府により設立された機関。これまでの実績としては、００年度２３件・約２，３００ヘクタール、０１年度２９件・約２，８００ヘクタール、０２年度３８件・約３，７００ヘクタール、０３年度４３件・約４，８００ヘクタール、０４年度４８件、約４，２５０ヘクタールの植林緑化協力事業への助成を実施してきた。
　今回の協議では、（１）０４年事業年度（０４年７月から０５年６月）に実施した植林緑化事業の実施状況について報告が行なわれたほか、（２）０５年事業年度（０５年７月から０６年６月）の民間団体への助成実施方針が了承された。
また助成事業に対する現地巡回技術指導の継続実施なども了承された。【農林水産省】