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環境ニュース[国内]

MOX燃料加工施設 臨界事故を想定した安全性評価報告書を原燃が保安院に提出

エネルギー 原子力】 【掲載日】2005.05.26 【情報源】原子力安全・保安院/2005.05.26 発表

 日本原燃(株)は、青森県六ケ所村に建設予定のウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料加工施設について、臨界事故を想定した安全性評価報告書をまとめ、平成17年5月26日に原子力安全・保安院に提出した。
 MOX燃料は、使用済み核燃料の中から回収したプルトニウムを通常のウラン燃料と混ぜた燃料。
 今回の報告書提出要請は原子力安全委員会の指摘にもとづき、保安院が17年5月10日に原燃に提出を要請していたもの。
 原子力安全委員会では02年に、(株)JCOウラン加工工場での臨界事故の再発防止措置の1つとして、プルトニウムを大量に取扱うMOX燃料加工施設の事業開始前に、安全審査とは別に臨界事故を想定した安全性評価報告書を策定する必要があると指摘していた。
 なお報告書を受け取った原子力安全・保安院は、原子力安全委員会が14年4月11日に決定した報告書の評価の扱いに沿って評価の内容の妥当性確認を行い、原子力安全委員会に報告する方針。【原子力安全・保安院】

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