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環境ニュース[国内]

愛知県の業者の揮発油販売業者登録取消し 揮発油品確法違反で

大気環境 交通問題】 【掲載日】2005.05.16 【情報源】資源エネルギー庁/2005.05.16 発表

 資源エネルギー庁は「揮発油等の品質の確保等に関する法律(揮発油品確法)」違反を続けていた愛知県岡崎市の日伸商事(株)の揮発油販売業者の登録取消しを平成17年5月16日付けで行った。
 15年8月に改正・施行された揮発油品確法は、温暖化対策の手段として有望なバイオマス起源のアルコール(バイオマス・エタノール)の導入を進める一方で、ガソリンへのアルコール混合許容値として「エタノールは体積ベースで混合率3%以下、酸素分は質量ベースで1.3%以下まで」という規格を設定し、自動車火災や大気汚染の原因になる可能性がある規格違反の高濃度アルコール含有燃料の販売を規制している。
 規格違反の高濃度アルコール含有燃料の販売を続けていた日伸商事に対しては、16年4月に同法に基づき、2週間の業務停止命令も行われていたが、改善がみられなかったため刑事告発され、17年3月に日伸商事と同社代表取締役の有罪が確定。揮発油品確法の揮発油販売業者登録取消し規定に該当することとなったため、今回の処分が行われたもの。【資源エネルギー庁】 

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