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環境ニュース[国内]

家庭用燃料電池システムの周辺機器仕様リストを公表

エネルギー 燃料電池】 【掲載日】2005.04.21 【情報源】資源エネルギー庁/2005.04.21 発表

 資源エネルギー庁は2005年4月21日、家庭用燃料電池システムの関連周辺機器(補機類)の仕様リストを公表した。
 家庭用燃料電池システムは05年4月11日に完成披露した首相官邸に世界で初めてシステムが導入されたばかりだが、本格的市場展開に向けた動きが加速しているところ。
 普及のためには特に関連周辺機器の低コスト化が最重要課題と考えられており、05年4月にまとまった「定置用燃料電池市場化戦略検討会報告書」では、政府が家庭用燃料電池システム周辺機器に必要な仕様を公開し、周辺機器分野への新規企業の参入をしやすくすることによって、企業間競争の中で低コスト化を達成することが必要との指摘が行われている。
 今回のリストはこの指摘を踏まえ、家庭用燃料電池システムのメーカに周辺機器類に要求される具体的な仕様をアンケート調査し、機器の種類ごとにその結果をまとめたもの。
 周辺機器類全般に要求される要素として(一)システム全体の発電効率を下げない低消費電力の達成、(二)家庭の電力負荷変動に対応できる出力範囲の達成と低負荷時の性能安定、(三)長時間耐久性、(四)低騒音、低振動であること、(五)低コスト化−−などの項目があることから、リストではブロワ・ポンプなど必要なものについては、消費電力、耐久性、騒音についての性能などを明らかにしている。【資源エネルギー庁】

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