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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、化石燃料火力発電所に対する環境規制を強化

健康・化学物質 公害予防/被害】 【掲載日】2024.05.13 【情報源】/2024.04.25 発表

アメリカ環境保護庁EPA)は、化石燃料火力発電所からの汚染物質の排出を大幅に削減するための措置として4つの規則を最終決定した。
各規則の主な点や関連法は次のとおり。
・炭素排出基準の強化:長期間稼働予定のすべての石炭火力発電所、及び新設のすべてのベースロードガス火力発電所について90%のCO2回収を前提に炭素排出を抑える−大気浄化法(CAA)
水銀・大気有害物質基準(MATS)の強化:すべての石炭火力発電所に対する有害金属の排出上限値を67%引き下げ、既設の褐炭火力発電設備からの水銀の排出上限値を70%引き下げる−CAA
・排水基準の強化:石炭火力発電所の排水に含まれる汚染物質の削減(年間6億6,000万ポンド以上)につなげる−水質浄化法(CWA)
・石炭灰汚染への対策:石炭の燃焼によって生じる石炭灰について、地下水汚染につながる懸念がある過去の処分場を含め、これまで連邦政府レベルで規制されていなかった場所に置かれた石炭灰に対する安全な管理を義務づける−資源保全回復法(RCRA)

【アメリカ環境保護庁

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