一般財団法人環境イノベーション情報機構
「SAICM国内実施計画の進捗結果について」を取りまとめ公表
【健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2020.03.02 【情報源】環境省/2020.02.28 発表
環境省は、「国際的な化学物質管理のための戦略的アプローチ(Strategic Approach to International Chemicals Management:SAICM)」の関係省庁連絡会議において、SAICM国内実施計画の実施状況を点検し、「SAICM国内実施計画の進捗結果について」を取りまとめた。SAICMは、「予防的取組方法に留意しつつ、透明性のある科学的根拠に基づくリスク評価手順と科学的根拠に基づくリスク管理手順を用いて、化学物質が、人の健康と環境にもたらす著しい悪影響を最小化する方法で使用、生産されることを2020年までに達成する」との国際目標、いわゆるWSSD2020年目標の達成に向け、2006年の第1回国際化学物質管理会議(ICCM1)で採択された国際戦略及び行動計画。
今後は取りまとめた結果をSAICMの事務局(本部はスイスのジュネーブ)に提出するとともに、2020年以降の化学物質管理に係る国内外の議論の状況等を踏まえつつ、関係省庁による包括的な化学物質対策の推進に向けて、引き続き取組を進めていく。
【環境省】