一般財団法人 環境イノベーション情報機構

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H教授の環境行政時評環境庁(当時)の職員から大学教授へと華麗な転身を果たしたH教授が、環境にかかわる内外のタイムリーなできごとを環境行政マンとして過ごしてきた経験に即して解説します。

H教授の環境行政時評


『環境の世紀』といわれる今世紀。地球温暖化の問題や生物多様性の保全など、環境に関わるさまざまなキーワードを耳にする機会が多くなってきています。
その一方で、国内で、また国際的にも、ズバリどういうことが問題にされていて、何が議論されているのか など、情報が氾濫する割に、いや氾濫しすぎているからこそ、わかりにくくなっている現状があるともいえます。

2003年1月からスタートした『H教授の 環境行政時評』。
このコーナーでは、環境庁(当時)の職員から大学教授へと華麗な転身を果たしたH教授が、環境にかかわる内外のタイムリーなできごとを、環境行政マンとして過ごしてきた経験に即して解説します。

AさんHキョージュ

登場人物は、環境庁OBで、当時KG大学教授のH教授と 同研究室に図らずも配属されてしまった、H教授が唯一指導担当する女子学生 Aさん。(本人たっての希望により、本名・詳しいプロフィールは特に伏せます)

卒論の指導を受けるべく、足しげくH教授の研究室を訪れるAさんに対して、卒論の指導よりも、環境行政マンとして活躍していた在りし日を思いながら、昨今の環境行政の内外のできごとを、ときに憂い、またときに叱咤しながら語りはじめるH教授。
「またはじまったわ...」と半ば呆れつつも、いつしかそんな与太話を楽しみにしている自分を発見してハッとするAさん...。
そんな2人の会話による好評企画『H教授の 環境行政時評』です。

連載終了のお知らせ

2010年7月12日発行の第90講をもって、7年半にわたるEICネットでの連載を終了しました。
その後、関西学院大学総合政策学部のページに場を移して第100講まで連載を継続したのち、季刊シリーズとして「新・H教授の環境行政時評」、さらに定年退職後も「新・新Hキョージュの環境行政時評」として継続されてきましたが、この度、平成の時代の終了と合わせて連載を終了する旨、ご連絡をいただきました。
平成31年4月25日付で、最終講「2019 平成の終焉 ―― H教授の環境行政時評最終講に代えて」が掲載されていますので、ぜひご覧ください。

[H教授プロフィール]
昭和42年京都大学卒。
同年4月に厚生省(当時)入省。昭和46年7月の環境庁発足により、環境庁勤務。
レンジャーとして、瀬戸内海・中部山岳・霧島屋久 各国立公園の管理に従事。
また本庁では、水質規制課長、国立環境研究所主任研究企画官、環境研修センター所長 等を歴任(この間、ハワイ東西センター客員研究員なども)。
元関西学院大学総合政策学部教授。本名 久野武(ひさのたけし)。
<ホームページ> Hキョージュ=久野武=越貴来翔の世界