一般財団法人環境イノベーション情報機構
アフリカ・ケニアのライオンの保全調査ボランティア募集中!
【募集期間】| 2006.07.07〜2006.08.13 ■「ツァボのライオン」プロジェクトで、市民ボランティアを募集中!
―野生生物と人間活動のあつれきを緩和するための研究者の取り組みに、あなたの力を貸して下さい―
19世紀から20世紀にかけて、ライオンは人間との軋轢により、その生息地を大きく失ってきました。これにより、ケニア、ツァボ・イースト国立公園の干ばつの多い地域では、毎年ライオンのために何百頭もの家畜が殺されます。この調査では、ライオンの個体数密度の季節的変動、社会構造、獲物となる動物やその他野生動物について調べることにより、この保護区の行政による保全を確立し、ライオンと地域社会が共存する道を探っています。
たとえば、発信機をつけたライオンを調査することで、国立公園に隣接する牧場に、牛や羊の損失を最小限に食い止めるための必要な情報を迅速に提供することができます。
この調査地のタイタ・ルキンガ野生生物保護区は、600平方キロに広がり、ケニアで最も素晴らしい大自然を体験できる場所といわれます。また、ツァボのライオンは「たてがみのない」ライオンで、この生態の謎を解き明かす調査も合わせて行われます。
ボランティアはこうしたデータ収集に参加し、協力します。研究者は私たち市民の力を必要としています。
□関連ホームページ
「ツァボのライオン」プロジェクト
http://www.earthwatch.jp/project/projectlist/world/8_af/lions_tsavo.html
ニュース「ライオンのたてがみは気候と連動していた」
http://www.earthwatch.jp/earthwatch/news/2006/08_lion.html
■募集人数:最大10人(チーム10:11月13日〜25日)
※18歳以上であれば、研究経験は問いません。
※ボランティア活動ですので、出発に際し3ヶ月程度の準備期間が必要です。ご興味をお持ちの方はお早めにお問い合わせ下さい。
※プロジェクトは全て英語で実施されます。
■申し込み方法
ご興味をお持ちの方は、まずはWEBフォームや電子メールなどで空き状況などをお問い合わせ下さい。
info@earthwatch.jp
http://www.earthwatch.jp/getinvolved/application/
■参加条件
詳しくは下記URLにて紹介しています。http://www.earthwatch.jp/getinvolved/condition/
□アースウォッチへの入会(入会金5000円、初年度年会費5000円)
□研究分担金:29万7000円
※参加ボランティアの現地滞在費および研究助成、運営管理費に活用されます。
□渡航関連費用:
現地集合現地解散ですので、集合場所までの渡航は各自手配となります。日本からの渡航の関係から、実施期間に加え、前後1日〜2日の余裕を見てご計画下さい。
■アースウォッチについて
アースウォッチは、1971年アメリカ・ボストンで設立された、長い歴史を持つ国際環境NGOです。野生生物や生態系に関する科学者の調査研究に市民をボランティアとして派遣し、これを「資金」と「人手」の両面から支援する活動を行っています。アースウォッチ・ジャパンは1993年に設立され、2003年からは特定非営利活動法人として活動を推進しています。
特定非営利活動法人 アースウォッチ・ジャパン
〒102-0075
東京都千代田区三番町24-25三番町TYプラザ5F
http://www.earthwatch.jp
電子メール:info@earthwatch.jp
電話:03-3511-3360
FAX:03-3511-3364
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【登録日】2006.07.06