一般財団法人環境イノベーション情報機構
TPPで私たちの暮らしはどうなるか <遺伝子組み換え食品編> 〜農産物輸入自由化で日本に来襲するモンスター食品の脅威
TPPで私たちの暮らしはどうなるか <遺伝子組み換え食品編>
〜 農産物輸入自由化で日本に来襲するモンスター食品の脅威 〜
講 師: 船瀬俊介さん(消費・環境問題評論家)
日 時: 2013年7月20日(土) 14:00〜16:00(開場13:30)
会 場: 大竹財団会議室(東京都中央区京橋1-1-5 セントラルビル11階)
交 通: JR東京駅八重洲中央口徒歩4分(八重洲地下街24番出口すぐ)
参加費: 500円(大竹財団会員・学生無料)
主 催: 一般財団法人大竹財団 Tel 03-3272-3900
http://ohdake-foundation.org
日本政府は、米国議会の手続きを経た7月23日午後からTPP(環太平洋パートナーシップ協定)への交渉に参加する見通しです。日本の立場を主張し、後発国でも強い交渉力で対応すると安倍首相は言っていますが、これまでほとんど米国の言いなりで対米従属外交を展開してきた日本が今回だけ強い交渉力を発揮するなどという話には、大いに疑問が残ります。これまでの行われてきたTPPの交渉現場にいる人たちの8割は大企業、その半数はアメリカ企業と言われています。特定国の大企業と各国政府が商談のように秘密裏に交渉が行われているのです。
TPPでは食品の安全基準も話し合われ、基準が外国のルールに従わざるをえなくなった場合、残留農薬や添加物の規制基準が下げられたり、遺伝子組み換え食品の表示がなくなる可能性が強いと考えられています。もし食品表示がなくなったとき、私たち消費者は安心安全な食料を求めたいと思っても、選択する自由すら奪われることになってしまいます。
遺伝子組み換え食品が堂々と食卓に入ってきたとき、私たちの暮らしはどうなってしまうのか。日本のTPP参加交渉を目前にした今、私たち消費者のこれからの対応について、船瀬さんと一緒に考えていきたいと思います。
【講師プロフィール】
船瀬俊介(ふなせしゅんすけ)。1950年、福岡県生まれ。日本消費者連盟に出版・編集スタッフとして参加し、「消費者レポート」の発行など消費者の啓蒙活動を行う。1986年、独立。衣食住問題を中心に執筆、評論、講演活動を続けている。主な著書に『買ってはいけない』、『危ない化粧品』、『温暖化の衝撃―超食糧危機が来る』、『屋上緑化』、『コンクリート住宅は9年早死にする』、『まだ肉を食べているのですか?』、『抗ガン剤で殺される―抗ガン剤の闇を撃つ』、『知ってはいけない』、『メタボの暴走』、『ケータイで脳しゅよう』、『巨大地震が原発を襲う』、『漆喰復活』、『奇跡の杉』など著作多数。近著『「モンスター食品」が世界を食いつくす! 遺伝子組み換えテクノロジーがもたらす悪夢』で遺伝子組み換え食品の脅威を説き、世界を牛耳る巨大企業と闇の権力者が推進する恐るべき食糧支配計画を暴く。
【登録日】2013.07.03