一般財団法人環境イノベーション情報機構
ループヒートパイプ熱輸送技術の基礎と応用
【募集期間】| 2011.07.11～2011.09.10
(株)日本テクノセンター研修室 【東京・新宿区】
【聴講料】
1名につき47,250円(税込)
◆講師の言葉
ループヒートパイプは電力を必要としない高効率熱輸送デバイスであり、ポテンシャルの高い技術であります。もともとは宇宙分野を中心に研究開発が進められてきましたが、省エネ、CO2削減の観点から、近年は民生への幅広い応用が期待される技術であります。
本講義ではループヒートパイプについての基本的な原理、製作方法、設計方法や材料選定のポイント、評価方法などを詳しく説明します。またループヒートパイプの発展型や国内外の研究開発動向についても独自の視点から説明します。
◆修得知識
・ループヒートパイプの基本原理、製作方法、設計方法、材料選定方法、評価方法など、ループヒートパイプ技術に関する一連の知識や最新の研究開発動向について学ぶことができます
◆プログラム
Ⅰ. ループヒートパイプの基礎
1.今なぜループヒートパイプなのか
2.ループヒートパイプの理解に必要な伝熱、流体の基礎
3.ループヒートパイプの動作原理
4.各構成要素の役割と求められる特性
Ⅱ. ループヒートパイプの設計方法
1.ループヒートパイプの性能予測
2.各構成要素のモデル化
3.リザーバの設計の考え方
4.作動流体封入量の決め方
Ⅲ. ループヒートパイプの製造
1.各種材料選定方法、評価方法
2.作動流体の選定
3.製造工程、検査
4.作動流体封入
Ⅳ. ループヒートパイプの性能試験、伝熱性能評価
1.ループヒートパイプの性能試験装置
2.ループヒートパイプの性能試験方法
3.ループヒートパイプの伝熱性能評価
4.ループヒートパイプの寿命試験
Ⅴ. ループヒートパイプの実用・応用
1.ループヒートパイプの実用例
2.ループヒートパイプの動作温度制御方法
3.ループヒートパイプの流動制御方法
Ⅵ. ループヒートパイプの開発動向
1.国内外の研究開発動向
2.ループヒートパイプのこれから
【登録日】2011.07.29