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イベント情報横浜国立大学 第42回生態リスクCOE公開講演会

横浜国立大学 第42回生態リスクCOE公開講演会

【カテゴリ】 自然環境 生物多様性

【開催日】2010.02.22

【開催地】神奈川県


横浜国立大学 グローバルCOEプログラム「アジア視点の国際生態リスクマネジメント」第42回公開講演会

日時:2010年2月22日(月) 14:30-16:30
場所:横浜国立大学 環境情報1号棟3階302室

講演者:佐藤 哲
(長野大学環境ツーリズム学部教授、生態学、地域環境学)前WWF(世界自然保護基金)ジャパン自然保護室長(サンゴ礁保護研究センター長兼任)

演題:
住民主体の地域環境保全のための科学・・・
石垣島白保の事例にみるレジデント型研究機関の役割

講演要旨:
地域の自然環境と生態系サービスの保全、および地域社会の持続可能な発展のための取り組みにおいて、地域住民が主体となった生態系管理が重要であることは論を待たない。 その知識基盤を提供するのが、生態系サービスの現状と変化の傾向を、社会的な背景も含めて把握するためのモニタリングなどの科学的研究である。
地域住民が主体的にかかわる生態系管理に科学研究とモニタリングの成果を有効に活用するために、どのようなスタイルの研究が有効だろうか? そもそも研究の目的や項目は、どのように決定されるべきだろうか? 
研究の設計と実施において、地域住民自身の関与、住民と科学者の協働は、どのような形で実現されるべきだろうか? 
サンゴ礁の急速な衰退を経験しつつある石垣島白保を舞台に、地域住民が主体となった生態系と自然資源の持続的管理に役立つ知識を生産するための学際的な研究のデザインと、地域のステークホルダーと科学者の協働のありかたを、地域に常駐するレジデント型研究機関であるWWFサンゴ礁保護研究センターの活動を通じて検討する。また、このような地域の環境課題の解決に直結した研究を行う科学者と地域のステークホルダーが集まる地域環境学ネットワークの設計について紹介する。

【登録日】2010.02.12

登録者情報

【登録日】 2010.02.12

【登録者】茂岡忠義

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