一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.12.03 更新日 | 2009.10.14
農用地の土壌の汚染防止等に関する法律
ノウヨウチノドジョウノオセンボウシトウニカンスルホウリツ 【英】Agricultural land soil pollution prevention Law
解説
特定有害物質によって農用地の土壌が汚染されることで、人の健康を損なう農畜産物が生産されたり、農作物等の生育阻害が引き起こされるのを防止もしくは汚染時に除去することを目的に1970年に制定された。環境省・農林水産省の所管。
この法律では、「農用地」を耕作や家畜の放牧、養畜のための採草を主たる目的とした土地とし、また施行令により「特定有害物質」をカドミウム・銅・砒素とそれぞれの化合物と定めている。
本法に基づいて都道府県知事は、農用地土壌汚染対策地域を要件に従って指定または事実の変更による区域変更や指定の解除ができ、併せて同対策計画を定めることで特定有害物質による汚染の防止や除去を図る。また対策地域内で、特に必要性のある場合には特別地域の指定や、区域変更、指定解除ができる。
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関連Webサイト
- 総務省法令データ提供システム:http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S45/S45HO139.html
- 農用地の土壌の汚染防止等に関する法律に基づく取組(農林水産省):http://www.maff.go.jp/cd/PDF/D1.pdf