一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

スマートメーター 環境用語

作成日 | 2011.07.01  更新日 | 2023.05.22

スマートメーター

スマートメーター   【英】Smart meter  [同義]高機能電力メーター 

解説

通信機能や端末機器等の管理機能を持つ高機能型のメーターを含んだシステムのこと。「AMI(advanced metering infrastructure)」と呼ぶこともある。主に電力メーターに組み込まれることから、高機能電力メーターのことを指すケースも多いが、電力だけでない各種メーターの管理システムも含む。

エアコンや照明、セキュリティー機器などの家電機器等や事業所内設備系機器を、電気/ガス/水道等の各種メーターと無線通信機能等により接続することによって、各機器の稼動状況などを把握・管理する仕組み。メーターは自動検針でエネルギー利用量を記録するが、双方向性の通信機能によって、事業者サイドからリアルタイムで電力単価等を知らせることができるなど、エネルギー利用に関する「見える化」を図り、ユーザーの省エネを間接的に促すことを目的としている。

東京電力では、2010年より導入実験を開始している。一方、米国では大手電力事業者が中心になって、2008年前半に家電機器を電力メーターから制御するための標準仕様「OpenHAN(home area network)」を策定している。

この解説に含まれる環境用語

この環境用語のカテゴリー

関連Webサイト