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KES規格 環境用語

作成日 | 2009.10.14  更新日 | 2015.01.23

KES規格

ケーイーエスキカク   【英】Kyoto Environmental Management System Standard  

解説

2001年5月に京都市の指導のもとに「京のアジェンダ21フォーラム」が実施している中小企業向けの環境マネジメント規格。簡易版ISOの一つである。環境省がISO14001にあわせて1996年9月に出したEA21(エコアクション21)をベースに作られている。

ISO14001はマネジメントシステムの構築を重視しているのに対して、簡易版ISOは環境業績をあげることをねらいとしている。中小企業にとってはシステムの構築に人材と費用を懸けることが困難であるからである。

KESでは、ステップ1とステップ2からなる段階的な環境経営の取り組みを定めている。特にステップ2はシステム的要素を加味して、ISO14001への移行の前段階的な意味を持たせている。ISOと同じく認証登録制度を取っていて、京都府の事業場を中心に全国的に登録事業場が広がってきており、2006年2月末時点で957事業場が登録されている。

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