一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.09.12 更新日 | 2009.10.14
ベオグラード・ワークショップ
ベオグラードワークショップ 【英】Belgrade Workshop [同義]ベオグラード会議 環境教育国際ワークショップ
解説
国連教育科学文化機関(UNESCO)により世界各地の環境教育専門家が招かれ、開催された会合。環境教育国際ワークショップ、ベオグラード会議とも呼ばれる。
1975年10月、60ヶ国96名の環境教育専門家が集まり、旧ユーゴスラビアの首都ベオグラードで開催された。この会議は、後の環境教育政府間会議(トビリシ会議)の準備会合という性格を持っていた。
ベオグラード・ワークショップの成果は3つあると指摘されている。1点目は、環境教育のあらゆる分野について詳細に検討することによってつくられた勧告。2点目は、『ベオグラード憲章』と呼ばれている国際的、全地球的レベルにおける環境教育についてのフレームワークの作成。そして3点目には、この会議で提出された15の論文が会議後に書き改められて『Trend in Environmental Education(環境教育の傾向)』として1977年にUNESCOから出版されたこと。