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緑被率 環境用語

作成日 | 2003.09.10  更新日 | 2009.10.14

緑被率

リョクヒリツ   【英】Ratio Of Open Green Space Coverage  [同義]緑地率 

解説

ある地域又は地区における緑地(被)面積の占める割合。平面的な緑の量を把握するための指標で都市計画などに用いられる。

緑地面積は「緑地」と定義された「個々の土地」の合計面積であるが、「緑地」の定義が場合、場合により異なるので注意が必要。また、「個々の土地」の面積についても、厳密に樹木、芝、草花など植物によって覆われた部分の土地(樹木の場合、その樹冠を水平面に投影した土地)の面積のみをいう場合(この場合、緑被率ということが多い)と、樹林地や農地など「緑地」と定義された一団の土地の面積をいう場合(この場合、緑地と言うことが多い)とがある。

なお、工場立地法や自治体の風致地区条例などでは敷地面積に対する緑地の割合を緑地面積率と定義し、一定の数値を許可の基準等として定めている。

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