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ハイブリッド自動車 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2017.07.18

ハイブリッド自動車

ハイブリッドジドウシャ   【英】Hybrid Electric Vehicle  [略]HV  

解説

エンジンとモータの2つの動力源をもち、それぞれの利点を組合わせて駆動することにより、省エネと低公害を実現する自動車。

停止時や低速走行中に発電したものをバッテリーに蓄え、加速時にエンジンパワーに上乗せして電気動力を駆動輪に伝えるパラレル方式と、エンジンを効率のよい回転数で運転して発電し、これをバッテリーに蓄えてモーターのみで駆動するシリーズ方式、さらに両者の機能を併せ持つコンバインド方式などがある。いずれも、減速時にはモータを発電機として使い、ブレーキエネルギーを蓄電することもできる。

従来より路線バス等に導入されてきたが、近年では乗用車クラスでの開発・市場投入が急速に進んでいる。

なお、ハイブリットは「混成物、混血」を意味する英語。

1997年10月トヨタは世界で初めて量産型ハイブリッド自動車プリウスとしてニッケル水素電池を搭載して販売を開始している。価格は215万円で燃費は28km/Lであった。2007年5月には累計販売台数が100万台を超えている。1999年11月にはホンダが世界最高燃費35km/Lのインサイトを210万円で販売をした。2015年12月にはトヨタが燃費40km/Lの新型プリウスを販売している。(2017年5月改訂)

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