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熱帯モンスーン林 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

熱帯モンスーン林

ネッタイモンスーンリン   【英】Tropical Monsoon Forest  [同義]熱帯季節風林  熱帯雨緑林 

解説

熱帯の一形態。タイ、マレーシアなど東南アジアの熱帯のうち、季節風に支配され、乾季と雨季がある地域に発達する森林である。一般に3-5カ月の乾季と年降水量1,000-2,500mmをもたらす雨季がある。温帯では温度条件で落葉するが、ここでは水分条件で落葉する。

このような気候地域はモンスーン地帯といわれるため、その地域の森林は、熱帯モンスーン林、熱帯季節風林熱帯雨緑林などと呼ばれる。

主な樹種にはチークとサラソウジュがあり、特にチークは世界最高級の木材として伐採・取引されてきた。現在は自然保護のため伐採禁止になっているところが多い。

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