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脱水ケーキ 環境用語

作成日 | 2003.09.12  更新日 | 2009.10.14

脱水ケーキ

ダッスイケーキ   【英】Dehydration Cake  

解説

汚泥や水中混濁物質等を脱水機にかけて水分を除去した後に残った固形の物質。

下水汚泥し尿消化汚泥等の汚泥は通常80-98%の含水率のため、真空またはプレス等で脱水し含水率を55-75%とする。なお、し尿消化汚泥のように濾水性の悪いものはあらかじめ消石灰を加えて脱水する。

脱水汚泥はその形状から、しばしばフィルターケーキ、脱水ケーキまたは単にケーキと呼ばれる。

脱水器としては、ベルトプレス脱水器、加圧脱水器、真空脱水器および絞り加圧脱水器および多段式加圧機能を付加したもの等がある。脱水性能の向上、ケーキの重量や体積の削減、焼却処分における焼却燃料の節減あるいは埋立処分費の低減になどが課題であり、このための技術の改良が行われている。脱水ケーキは主にセメントや肥料の原料、厚層基材吹付材料として再利用されている。

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