一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.09.12 更新日 | 2009.10.14
RPS法
アールピーエスホウ 【英】RPS Law [同義]電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法 新エネ特措法 新エネRPS法
解説
地球温暖化対策として、経産大臣が新エネルギーの利用目標を定め、その基準利用量を電気事業者ごとに設定、利用を義務付けるもの。正式名称は「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法」と長いため、RPS法と略称されることが多いが、欧州のRPS法と異なり、グリーン証書市場が形成されるようになるかどうかは不分明である。なお、RPSはRenewables Portfolio Standardの頭文字よりとったもの。
新エネルギーの対象は風力、太陽光、地熱、小規模水力、バイオマス発電の5種類。一方、ごみのリサイクル利用を妨げ、廃棄物排出量の増加につながるとの意見が多かったため、廃プラスチックなどを燃料とする廃棄物発電が対象外となった。
2002年4月26日衆議院本会議で採択され、5月31日には参議院も通過、成立した。2003年の4月から実施が始まった。
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関連Webサイト
- 総務省法令データ提供システム:http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H14/H14HO062.html
- 新エネルギーを巡る動向(資源エネルギー庁):http://www.enecho.meti.go.jp/energy/newenergy/newene01.htm
- RPS法ホームページ[資源エネルギー庁]:http://www.rps.go.jp/RPS/new-contents/top/main.html