一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.09.12 更新日 | 2009.10.14
コージェネレーション
コージェネレーション 【英】Cogeneration [同義]熱電併給 熱併給発電
解説
発電と同時に発生した排熱も利用して、冷暖房や給湯等の熱需要に利用するエネルギー供給システムで、総合熱効率の向上を図るもの。
火力発電など、従来の発電システムにおけるエネルギー利用効率は40%程度で、残りは排熱として失われていたが、コージェネレーションシステムでは理論上、最大80%の高効率利用が可能となる。
北欧などを中心に、地域熱供給などで広く利用されている。日本では、これまで主に、紙パルプ、石油化学産業などの産業施設において導入されていたが、近年はオフィスビルや病院、ホテル、スポーツ施設などでも導入されつつある。二酸化炭素の排出削減策としても注目されている。
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関連Webサイト
- 新エネルギーガイドブック(入門編):http://www.nedo.go.jp/intro/shinene/pdf/s2_8.pdf
- エネルギー白書 2004年版:http://www.enecho.meti.go.jp/hokoku/html/1602133a.html
- ガスコージェネレーションシステム(社団法人日本ガス協会):http://www.gas.or.jp/cogene/