一般財団法人環境イノベーション情報機構
作成日 | 2003.09.12 更新日 | 2009.10.14
南極大陸
ナンキョクタイリク 【英】Antarctic Continent / Antarctica
解説
南極に位置する大陸。面積は約1,390万平方kmで、日本の国土の約37倍。
その95%以上が平均厚さ2,450mの氷床(ice sheet)に覆われており、その体積は大陸周辺の棚氷を合わせて3,000万立方kmを超える(これは地球上の真水の約7割)。
氷床には、形成当時の降雪時の空気が気泡として閉じ込められており、掘削採取したアイスコアを解析することで、過去の大気組成を解読し、その経年変化と気候変動との関連性などの研究も進められている。
経度線の0-180度を境界として、南極大陸の東半球側を「東南極」、西半球側を「西南極」、と呼ぶ。現在イギリス、ノルーウエー、オーストラリア、フランス、ニュージーランド、チリ、アルゼンチンの7ケ国(=クレイマント)によって領土権が主張されているが、南極条約(1961発効)によって領土権主張は凍結されている。
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関連Webサイト
- 南極地域の環境保護(環境省):http://www.env.go.jp/earth/nankyoku/kankyohogo/index.html